ドロップアウトは健全に

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シェイク・マリファナ・シェイク

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起きてください、大丈夫ですか?あなたはどこから来たのですか?

 

 2017年5月某日、雨季を目前に控えたラオス山間部の小さな町###。町をゆくのはヒッピーの面影を残す欧米人バックパッカー達、セルフィースティックとブランド服で身を固めた韓国人旅行者達。一見すると人里離れた寂れたリゾート地のような印象を覚えるが、この町には裏の顔がある。水墨画を思わせるタワーカルストの奥に日が沈む頃、メインストリートにはハードなキック音が響き渡り、赤や緑の照明が焚かれた怪しげなバーがオープンし始める。店内にはジョイントを回し会話に興ずる若者達、一人とろけるような快楽に身を委ねソファーに沈み込む者、タイダイ染めのTシャツの模様に宇宙の初まりを見出す者…。そう、ここは大麻、阿片、幻覚キノコがバーで公然と売られるドラッグの町でもあるのだ。その町にドラッグを求めやって来た男がこの夜、不思議な体験をすることになる――

 

 ――ここはどこだ?僕は一体ここで何をしているんだ?この匂いはなんだ?あの光はなんだ?あの女は誰だ?僕はどこから来たんだ?疑問符がいくつも浮かんでは消えた。僕は何かをぼんやりと考えていた。僕の隣にはジョシュと言う若い男が座っていた。年は僕と同じか、ちょっと若いくらい、大体20歳くらいだろう。彼は阿片のジョイントを吸っていたが、味がおかしいから交換してくれとこのバーの店主とさっき言い合いをしていた。この欧米人の店主はかなり年季の入ったヒッピーらしく、後ろでまとめた長い白髪と、スティーブ・ジョブズのような眼鏡が印象的だった。店内にはもう一人アジア系のスタッフ(おそらく現地の若者だろう)がおり、テキパキと客の注文を捌いていた。僕は1時間くらい前にマリファナシェイクを半分飲み、効いてくるのをずっと待っていたのだが、とうとう我慢しきれず全て飲み干してしまった。飲み干してしばらくして、ようやく大麻の効き目が出てきたところで、ジョシュが隣に座り、話しかけてきたのだ。店内には大きな音でダンスミュージックが流れており、店主が選曲をしていた。マリファナシェイクの効き目が出てきてなんだかハッピーな気分になってきたので、僕はジョシュと互いの生まれた場所とか、そんな感じの話をずっとしていた。緊張がなくなっているからなのか、英語の能力が抜群に上がっていた、まるで子どもの頃みたいに夢中になって喋りまくった。どんどんハイになっているのが自分でもわかった。やっぱり半分の量でやめておけばよかったと思ったがもう遅かった。経口摂取は喫煙摂取よりもゆるやかに、しかも強く効くとネットで読んだ事があったが、本当にその通りだった。思考はストーンの時特有のループの段階に入り始めていた。同じことを何度もジョシュと喋った気がするが覚えていない。ジョシュも阿片が効いているのか、終始穏やかな微笑みを浮かべていた。どんどんハイになっているのが自分でもわかった。ジョシュと話をしていると、ジョシュの友達が3人僕らのテーブルに合流した、僕たちのテーブルはかなり賑やかになった。みんな慣れた様子でジョイントを回し合っていた。ジョシュの友達は背の高い髪がモジャモジャの男、ドイツで魔女でもやっていそうな怪しい雰囲気の女、テーブルの脇で音楽に合わせダンスしている活発そうな女。みんなと自己紹介をしあって、お喋りもしたが、内容をあまり覚えていない。彼女たちは僕の名前が上手く発音できずにケラケラと笑っていた。僕たちは最初から友達だったような気がした。曲がケミカル・ブラザーズの"ヘイ・ボーイ・ヘイ・ガール"に変わった。どんどんハイになっているのが自分でもわかった。


 
 ダンスの女が踊っている。僕はそれを見ている。ダンスの女がこちらに気付く、女はこちらにウインクをする。その瞬間、心臓が大きな音を立てる。僕は彼女と恋に落ちるんだ。僕はウインクという仕草の根源的意味を探ろうと心の内奥に入り込む。音楽が鳴っている。店主が客にドラッグを渡す、満席の店内、爆音の音楽、ヒッピーの店主。操られている!!早くこの店から逃げないと!この店主はアジア人である僕のシェイクに何か危険なドラッグを混ぜ込んだのだ!単調なビート、ループする思考、単調なビート、ループする思考。僕はもうこのハイから逃げられない。とんでもない場所に来てしまった。だめだ、バッドに入るぞ、深呼吸だ。僕と同じくらいハイな奴が何人もいるな。特にあの若そうな奴はバッチリキマってる。そうか、みんな同じなんだ。みんな仲間なんだ。同じ音楽を共有して、同じ時間を共有して、同じ場所を共有して、同じ心を共有している。なんでこんな簡単な事に気が付かなかったんだろう。そうか、この店主はそれをみんなに気付かせるためにこの場所でこのバーをやっているんだ。それこそが彼の使命なのだ。しかしこのハイはいずれ必ずバッドに行き着くぞ。早く宿に帰らないと。ジョシュ、そこをどいてくれ、俺は気分が悪いんだ。We have the same feeling now. We share the same feeling now. Same feeling. Same, same.やばいよジョシュ、この感覚、日本語ではやばいって言うんだよ。ダンスの女が踊っている。僕はそれを見ている。ダンスの女がこちらに気付く、女はこちらにウインクをする。その瞬間、心臓が大きな音を立てる。僕は彼女と恋に落ちるんだ。ウインク。恋。セックス。セックス。セックス。そうか、ここはセックスのパートナーが見つかるバーなんだ。ドラッグと音楽で全て巧妙に仕組まれているんだ。そうだとすると、この店主は相当凄い奴だ。さぁ、あのダンスの女とセックスさせてくれ。

 

 

 

 この時にはもう僕は完全にあちらの世界に行ってしまっていた。全ては巧妙に仕組まれた出来事であり、僕は僕を超えた超越的存在から送られる「未来」をただなぞっているだけの存在だった。全ての出来事を僕は知っていた。このあと音楽はゆっくりとフェードアウトし、夢から覚めるようにして僕は店の外に出る。ジョシュに女は見つかったか?と聞く。彼は力のない返事をする。僕はダンスの女に近づいていった。超越的存在から送られるストーリーが正しければ、僕はこの後、この女とセックスをし、幸せな家庭を築く事になっていた。しかしダンスの女は肯定的な返事はしなかった。その代わりに別のバーから流れてくる音楽に合わせてダンスを踊っていた。ジ・エックス・エックスの"アイランズ"が流れていた。僕も踊った。心は完全にリラックスしていた。ビートと体が一体になった。ビートが僕の体を操り、僕はビートに合わせてただ踊りそのものになっていった。すべての物が溶け合い、ひとつになった。セックスなんかよりももっと気持ちいいものがあるのよ。あなたはただ身を委ねていればいいのよ。ダンスの女は視線でそれを僕に訴えかけた。僕は踊った。ただひたすらに踊り続けた。ふと気が付くと曲は鳴り止んでいた。それと同時に、不穏なイメージが頭の片隅にこびりついている事にも気付いた。これは全てあの店主に仕組まれた事なのだ。あの店主は毎日ターゲットを決めて変なドラッグを飲ませ。完全にラリった姿をYoutubeにアップロードして楽しむのが趣味の変態野郎なのだ。そのターゲットに今夜ダンスの女と僕が選ばれてしまったのだ――。――そろそろ行くぞ、とジョシュとモジャモジャの男が言った。僕らは近くの売店でコーヒー牛乳のようなドリンクを買って飲んだ。そのパッケージを見ると、頭のなかでその飲み物のコマーシャルが流れた。
「さぁ、今夜のトリップはいかがでしたか、楽しんでいただけましたでしょうか。我々があなたを操作していたのかって?とんでもない!これは新しい時代の新しい広告の形なのです!より深く顧客の潜在意識に入り込むためにはドラッグが一番有効な手段でしょう。あなたの潜在意識に入り込むために今回は少々手の込んだ事をさせていただきました。ですからあなたはこのドリンクを一生忘れる事はありません。何故一生忘れないって言い切れるかって?そんなの簡単な事です。あなたは既に自分がどこから来たのかもわからなくなっているじゃないですか。我々はドラッグによってあなたの潜在意識を作り変えただけなのです。アメリカで開発されたこの技術は今では世界の至る所で活用されています。さぁ、明日も喉が渇いたらこのドリンクを飲みましょう!」
 僕は不穏なイメージを頭から振り払おうとした。ジョシュ達の顔を見ると少し心がリラックスした。僕は売店の前でジョシュ達と別れた。宿に向かって歩き始めた。一人だった。ひとりぼっちだった。途端に、世界はまた不穏なイメージに満たされた。真っ暗になった。足元がふらついた。それでも歩いた。道のりは遠く長かった。それでも歩いた。そして、つまずいた――

 

その瞬間、時間がスローになった。


脳みそがフルスピードで回転を始めた。


テープを巻き戻すみたいに、今までの人生の出来事の全てが一瞬でフラッシュバックし始めた。


僕は脳みそが何をしようとしているのか理解した。

 

 

助かる方法を記憶の中から探しているのだ。

 

 

さあどうする、もう地面が近づいているぞ。どうする、どうする、どうする。
そうだ、自分の記憶だけじゃ駄目だ、全人類の記憶から探さねば、この危機は回避できない
探せ、探せ、アクセスしろ、記憶の倉庫(サーバー)にアクセスするんだ。
そのブラジル人の記憶はどうだ。若くして転落死した男の記憶だ。そうだ、そいつの記憶を使え。
どうだ、助かりそうか。

地面が近づいてくる。

ぶつかる、ぶつかるぞ。

 

 

額が地面に触れる。

 

 

頭の中で何かが膨らむ、地球にも似た何かが。

 

 

 


頭の中心にある丸い光。

 

 

 

それがゆっくりゆっくり膨らむ。

 

 

 

 

 


そして、パンパンに膨らんだ風船みたいに、その光は弾けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は死んだのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今僕は死んでいるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

わけがわからなかった。倒れ込んだアスファルトには穴が空いていた。

底が見えないほど深い穴だった。それは地獄に繋がっている穴だった。

辛うじて視線を上にやると、一本のロープが見えた。

この穴に落ちたら本当に死ぬぞ。そのロープを掴むんだ。

僕は体を動かそうとするが、まったく動かせない。どんどん穴に引きずり込まれていく。まずい、本当に死ぬぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

背後から声が聞こえる。

 

 

 

 

僕を見つけた誰かが恐る恐る近づいて来ているのだ。

 

助けてくれ。僕は死にたくない。生きたいんだ。生きたい!助けてくれ!

誰かが僕の体をゆっくりと起こす。顔面が地面からべりべりと音を立てて剥がれる。顔の皮膚が全部剥けてしまっているのだ。想像を絶する痛み。苦痛。僕は思わず叫びを上げた。全身全霊を込めてひたすら叫んだ。痛い!痛い!!助けてくれ!!ごめんなさい!!!申し訳ありませんでした!!!!ヘルプ!ヘルプ!!ヘルプ!!!!!!!!顔の皮膚はべりべりと音をたてて剥がれ続ける、筋肉が千切れ、鼻は折れ曲がり、眼球は飛び出し、歯は粉々になっていた。意識がまた遠くなる――

 

 

 ――頭上から声がする。父、母、祖母、祖父、兄弟、友達、恋人、今まで僕が出会った人たち、僕を無条件で愛してくれた人たち、僕が無条件で愛した人たち、僕たちはつながっているんだ。そうだ、彼らが呼んでいる。彼らのためにも起き上がらなくては。僕は力を振り絞り、立ち上がる。一歩を踏み出す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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輪廻に入った。

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感覚でそれがわかったのだ。

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一歩を踏み出した瞬間、僕は別の魂として生まれ変わったのだ。

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僕は歩き、転び、立ち上がり、何度も何度も別の魂として生まれ変わった。

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気が遠くなるほど同じことを繰り返した。

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いくつもの魂が僕の体を通り抜けていった。

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あるときは猿の魂が、あるときは虫の魂が。

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喜び、誕生、未来、男、太陽、神、善、正、陽、光。

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悲しみ、死、過去、女、月、人間、悪、否、陰、影。

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対立する2つの要素の間を行ったり来たりした。

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なんだ、そうだったのか

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こうすればいいんだ

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無限に繰り返される輪廻の中で、いつのまにか僕は人類の歴史そのものになっていた。すべての物が溶け合い、ひとつになった。すべては最初から一つだったのだ。歩いた、歩き続けた、何故だかは分からない。ただ、その時は歩く以外の方法が見つからなかったのだ。歩いた。歩き続けた。人類のために、愛のために、全てを超越した何かのために。僕は確かにそこから来たのだ、そして、いつかそこに帰るのだ。不穏なイメージはもう消えてなくなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 気が付くと僕は宿のベッドの上で横になっていた。着ていたシャツは吐瀉物にまみれ、ひどい悪臭を放っていた。体には覚えのない傷がいくつも出来ていた。生きている、そう思った。頭が酷く重たかった。僕はもう一度ベッドに倒れ込んだ。それから丸一日何も食べずに寝ていた。時々宿の管理人が宿泊費を請求しにやってきた。意識がまともになってから、シャワーを浴び、髪を洗い、髭を剃り、歯を磨いた。新品のシャツに着替え、町をぶらぶら歩いてみた。それはなんだかとても現実離れした光景に見えた。あの不思議なバーも、タワーカルストも、全てがあのクレイジーな夜とは違っていた。そろそろ次の町に行かなければ。僕は近くの旅行代理店に行き、翌朝一番のバスのチケットを買った。宿の近くのレストランでライスヌードルを食べた。それは確かに現実のライスヌードルだった。温かかった。匂いがした。味がした。美味しかった。嬉しかった。僕は生きていた。宿に戻り、バッグに荷物を詰め、ぐっすりと眠った。

 

 

「さぁ、この話はこれで終わりです。いかがでしたか、楽しんでいただけましたでしょうか。我々があなたを操作していたのかって?とんでもない!あなたは自分の力でここに来て、自分の力で全て読み終えたのです。ところで、思い出せましたか?あなたがどこからやって来たのかを。びっくりした顔しないでください。大丈夫ですよ、今すぐには無理でも、きっと思い出せるときが来ます。なぜかって?そんなの簡単な事です。我々は最初からつながっているのですから

 

 

 

 ※この物語はフィクションです、ラオス国内での大麻の使用は法律で禁止されています。

 

 もう少しだけ続きがあります。

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